下段の意味と使用例、語源

  下段の定義

格闘ゲームにおける下段とは、相手の立ちガードを崩して攻撃を当てる技のこと。基本的にはしゃがみガードでしか防げない。しかし、転じて、対戦ゲーム全般において「安易な行動」や「リスクの低い選択肢」を指すネットスラングとしても使われる。相手の出方をうかがうような様子や、手堅く立ち回る様子を揶揄する意味合いを持つことが多い。特に、格闘ゲーム以外のジャンルでは、必ずしもゲームシステム上の「下段攻撃」を意味するわけではない点に注意。
格闘ゲーム用語として用いる場合は、ほぼ中立的な用語だが、ネットスラングとして用いる場合は、軽蔑や侮辱のニュアンスを含むことがある。BANリスクは低いが、相手や状況によっては煽りと解釈される可能性も考慮する必要がある。

  具体的な使用例

・(格闘ゲーム対戦中)「下段スカして確反(確定反撃)もらうとかマジ?」
・(FPSゲーム対戦中、待ち伏せ戦術に対して)「ずっと角待ちとか下段戦法やめろ」
・(チーム対戦ゲームで、味方が安全な行動ばかり選ぶとき)「いや、そこは下段択通して勝つしかないだろ!」

  この言葉の語源・役割

語源は、言うまでもなく格闘ゲームにおける「下段攻撃」である。格闘ゲームでは、相手の体勢によってガード方法が異なり、下段攻撃はそのガードの択を迫る重要な要素となる。しかし、リスクが低い反面、リターンも少ない場合が多い。そのため、転じて、対戦ゲーム全般において、リスクを避けた、手堅い、あるいは消極的な戦法を指すようになった。特に、攻めるべき場面で守りに入ったり、大胆な行動を避けて安全策ばかり選ぶプレイヤーに対して、「もっと攻めろ」「リスクを取れ」というニュアンスを込めて使われる。

  同義語、似た海外のスラング

・チキン戦法、待ちガイル、安全運転
・海外のスラングで完全に一致するものはないが、強いて言えば “camping” (陣地から動かない戦法) が近いニュアンスを持つ場合がある。また、”turtle” (防御に徹する) も似た意味合いで使われる。


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