択るの定義
「択る」とは、主にオンラインゲームにおいて、意図的に不利な状況や行動を選択すること、あるいはその選択をしたプレイヤーを指す言葉です。単に下手なプレイを指すのではなく、明らかに状況を悪化させるような選択、あるいは利敵行為とみなされるプレイに対して用いられます。文脈によっては、煽りや侮辱の意味合いを含むことがあります。
具体的な使用例
・(味方のキャリーが育っている状況で、敵陣へ単独で突っ込みデスした場合)「あーあ、また択ってるよ」
・(MOBAで、集団戦が有利な状況で、一人だけタワーを攻撃し始めた味方に対して)「なんで今択るんだよ!」
・(MMOのレイド戦で、ギミック処理を無視して攻撃を続けた結果、全滅した場合)「択りすぎだろ、ちゃんとギミックやれ」
この言葉の語源・役割
「択る」の語源は、将棋用語の「悪手を選ぶ」というニュアンスに近いと考えられます。状況を悪化させる選択を意図的に行う様子を、将棋の悪手に例えて表現したものが、ネットスラングとして広まったと考えられます。コミュニティ内では、プレイに対する批判や不満を表明する際に用いられますが、過度な使用は対立を生む原因にもなりえます。本来は「相手を叩く(おとしいれる)」のようなニュアンスではなく、状況を冷静に判断できていない状態を指すことが多いです。ただし、口調や状況によっては煽りとして受け取られることもあります。
同義語、似た海外のスラング
・利敵行為、地雷プレイ、養分プレイ、わざと負ける(wkmr)
・海外のスラングでは”Inting” (intentional feedingの略。意図的なデス行為) が意味合いとして近いですが、「択る」はより状況判断の悪さや視野の狭さを強調するニュアンスがあります。また、”Griefing“(嫌がらせ行為)も近い意味を持ちますが、「択る」は必ずしも相手を不快にさせる意図があるとは限りません。

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