有料コーチングの定義
有料コーチングとは、ゲーム内で実力者が他のプレイヤーに対して、ゲームプレイの指導やアドバイスを有償で行う行為、またはそのサービス自体を指します。しかし、ネットスラングとしては、しばしば実力に見合わないアドバイスや、的外れな指摘をするプレイヤーを揶揄する意味合いで使用されます。また、単なるおせっかいや指示厨に対しても、皮肉を込めて使われることがあります。重要なのは、本当にコーチングサービスを受けているかどうかではなく、その発言や行動が「上から目線」であると受け取られた場合に用いられる点です。さらに、対戦ゲームで負けた際に、相手の強さの理由を「有料コーチングを受けているからだ」と決めつけ、自身の敗北を正当化する言い訳としても使われることがあります。
具体的な使用例
・(具体的なシチュエーションA)味方プレイヤーが明らかに的外れなアドバイスを連発した際、「こいつ、有料コーチングでも受けてきたんか?」と発言する。
・(具体的なシチュエーションB)対戦ゲームで負けた後、チャットで「あー、相手有料コーチング勢かよ。勝てるわけねーわ」と書き込む。これは敗北を相手の課金に起因させ、自身の力量不足を認めないニュアンスを含む。
・(具体的なシチュエーションC)ゲーム内の初心者向けチャンネルで、上級者が細かすぎるアドバイスを延々としているのを見て、「また有料コーチングおじさんが湧いてる」と陰口を叩く。ここでは、上級者の善意のアドバイスが、初心者にとっては押し付けがましく感じられる状況を表している。
この言葉の語源・役割
この言葉は、実際に存在する「有料コーチング」サービスが語源です。オンラインゲームの普及に伴い、プロゲーマーや熟練者が、初心者や中級者に対して有料で指導を行うサービスが一般的になりました。しかし、その一方で、コーチングの質や効果に疑問を持つプレイヤーも現れ、皮肉や揶揄の意味合いを込めて使われるようになりました。特に、自身のプレイスキルを棚に上げ、他人のプレイに口出しするプレイヤーに対して、反感や嫌悪感を表明する際に有効な言葉として機能します。また、敗北の言い訳として使うことで、自己肯定感を保つ役割も果たします。
同義語、似た海外のスラング
・指示厨、上から目線、エアプ(エアプレイの略。実際にプレイしていないのに知ったかぶりをする人)
・(英語での表現など) Backseat gamer (他人のゲームプレイに口出しする人、特に求められていないアドバイスをする人)。Paid to win (課金することで有利になるゲームシステムに対する批判。少し意味合いが異なりますが、金銭的な優位性を揶揄する点では共通します。)

コメント