老六の定義
「老六(lǎo liù)」とは、主に中国のオンラインゲーム、特にFPSゲームで使われるネットスラングです。直訳すると「6番目のおじいさん」のような意味になりますが、実際の意味合いは大きく異なります。これは、チームのために貢献せず、隠れて有利な状況を作り出すプレイヤー、あるいはルールやマナーを守らずに利己的な行動をするプレイヤーを指します。重要なのは、単なる下手なプレイヤーではなく、意図的にチームの足を引っ張る、あるいは不快なプレイをするプレイヤーを指す点です。具体的には、敵に見つかりにくい場所に隠れて、終盤に漁夫の利を得ようとする、あるいは敵を倒すためなら味方を犠牲にする、といった行動が該当します。しばしば「陰湿」「卑怯」といったニュアンスを伴います。
具体的な使用例
・(FPSゲームで、チームが攻めている最中に、自分だけ離れた場所に隠れて敵を待ち伏せしているプレイヤーに対して)「老六、いい加減にしろ!ちゃんと参加しろ!」と発言する。
・(チームデスマッチで、残り時間わずかの時に、敵を倒すために味方を盾にするプレイヤーを見て)「あいつマジ老六だな。やり方が汚い。」
・(ゲーム終了後、リザルト画面で自分だけキル数が異様に少ないプレイヤーに対して、皮肉を込めて)「今日のMVPは老六さんで決まり!」
この言葉の語源・役割
この言葉の語源は諸説ありますが、有力なのは、中国語の数字の「6 (liù)」が「溜 (liū)」(こっそり逃げる、隠れる)と発音が似ていることから、隠れてコソコソする人を指すようになったという説です。また、チームの中で目立たず、地味な役割をこなす(あるいはサボる)プレイヤーを、順番を表す「老」をつけて表現したとも考えられます。この言葉は、コミュニティ内でネガティブな行動を抑制する役割を果たします。特定のプレイヤーを批判することで、同様の行動を未然に防ぐ効果が期待できます。ただし、過度な使用はコミュニティの雰囲気を悪化させる可能性もあるため、注意が必要です。
同義語、似た海外のスラング
・寄生、芋(FPSゲームにおける隠れてばかりいるプレイヤー)、キャンプ(同じ場所に留まり続ける行為)
・camping (英語、同じ場所に留まり続ける行為), griefing (英語、ゲーム体験を意図的に阻害する行為), backseat gamer(英語、プレイしていないのに口出しばかりする人)

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